犬ニモ負ケズ風ニモ負ケズ

愛犬 ひな

夕べ書くことができなかったので、今は朝。
昨日のレッスンの内容です。

奥様Pさんが迎えに来てくれました。
いつもの場所についてみると
な、なんとカネのカヒコの練習中!
それもメリーモナークのエントリーナンバー!
んー、画像では何度も見てたけど実際はもっと いや、かなりハードです。
クムのパッイもめちゃくちゃ力強い。
しかもダンサーのすぐ足元にはクムのベビー、Kちゃんがニッコニコではいはい。
違う意味でも、ドキドキです。上半身裸の彼らは汗びっしょり。
私は呼吸するのも忘れる位見入ってしまいました。
でも、驚くのはまだ早い。1曲おわってクムが「じゃあ、ちょっと休憩」と
言ったのになぜか全員腕立ての姿勢。何これ?そう。
このハラウは、休憩に入る前に腕立てをするのが定番らしい。
そんな休憩聞いたことない。踊ってるほうがまだ楽だよ〜!
と思ったが、これうちも取り入れるか?(皆はドッキリ私はニヤリ)

しかし、お兄ちゃんたち若いです。私は目のやりばに困ります。
後で聞いた話によると、11月のイベントに来日するメンバーだったらしい。
あんな子達だったら、喜んで引きずりまわしたい衝動にかられた・・・?いやん。

私はというと、フラはちょちょいと済ませてしまいました。
なんだか、拍子抜け。今日はロングタイムって言ってたはずだけど・・・。
しかーしクムは窓の外を眺めながら「今日は山に行きたいんだよなあ・・」と、
にやにやしながら私を見ます。
何言ってるの?もう9時まわってるよ?真っ暗だしちょっと雨ふってるし、
ピクニックの用意してないし・・・?「じゃあ、早く支度して」と言われ
連れて行かれたのはダイヤモンドヘッド下。オリの練習でした。
はっきり言って怖いです。
良い子の皆さん、夜のお山には行ってはいけません。
絶対なにかいる気配でした。

新しいオリの言い回しや発音を少し直した後、山に向かって、
海にも向かって叫びます。「もっと大きく!」「もっとはっきり!」
いつになく厳しい、熱の入った指導です。
怒られると(怒ってはいないんだけど)燃える、やや変態なタイプの私は
お腹のそこに力を入れますが、何しろまだ夕食をとっていないので
声がちと通らない。
風の音が、私の声をかき消します。
そこへ、わんこの散歩をしに来ていたおじさんが
私の元で立ち止まって物珍しそうにこちらをながめています。
そのうち、そのでっかいわんこ いや”犬”が「ウー」。
完璧に私を威嚇しはじめた。
私はちょっと怖くなって、なぜか日本語でクムに「犬がウーって言ってます!」
クムは「?」そりゃそうだ日本語だもん。
でも私はそれに気付いてない。もう一度日本語でしゃべり始めた途端
          「ガル〜、グワン ギャン!」
始まってしまいました。私は「ギャー!」、クムはその騒音の中 
ひときわ通る声で「そうそう、それくらいの声で、犬に負けるな!」(?)
火事場の馬鹿力とはこのことだ。勢いでやってみたらできました。
でも、ほんとにあれで良かったのか?
微妙に疑問は残るけど、クムが良いと仰ってるんだから 
いいんだわな?うん納得。
ということで、犬が一役買ってくれた。やっぱり犬が好きという結論?
違う違う。やっぱり、オリは大きな声でということがまず基本という結論。
今日は朝から天気が良い。ビーチに行って昼寝をしよう。